朝ドラ『あさが来た』5週。
ついに明治時代に突入しました。
明治維新の激動の血なまぐさい話は
さすがにふれられることなく時代は変わりました。
両替屋だけでは先行き不安と感じ取ったあさ(波留)は、
五代友厚(ディーンフジオカ)に刺激を受け女性実業家として成長を始めます。
五代友厚とは?
あさ(波留)のモデルとなった広岡浅子さんの
女性実業家としての師とされる五代友厚(ディーンフジオカ)さん。
私は不覚にも、朝ドラ『あさが来た』のことを調べるまでまったく知らない名前でした。
五代友厚プロフィール
誕生日 天保6年12月26日(1836年2月12日)
没年 明治18年(1885年)9月25日(満49歳没)
薩摩藩
幕末の薩摩の生まれですから、西郷隆盛や大久保利通と同世代です。
今までの大河ドラマなどで登場したことがあったのでしょうか?
安政3年(1856年)には勝海舟や坂本龍馬が絡んでいる、長崎海軍伝習所へ藩伝習生として参加。
文久2年(1862年)には水夫という名目で幕府の千歳丸に乗り上海に行っています。
この上海行きにはあの高杉晋作もいっしょです。
しかし、大河ドラマの『花燃ゆ』にもその話は出てきませんでした。
その後は、長崎のグラバーとも合弁で長崎小菅にドックを開設もしています。
長崎には坂本龍馬が作ったカンパニーの亀山社中もありました。
勝海舟、坂本龍馬、大久保利通そして同郷の小松帯刀と篤姫などとの面識もあるという人物です。
これほどの人物に脚光が当たらたかったとは不思議ですね。
役人を辞めて大阪の復興のために尽くした五代友厚(才助)は、
大河ドラマの主役になってもおかしくない大物でした!