京都 嵐山 十三参り
十三参りというのは、数え歳で十三歳になった子供の行事です。
十三歳で大人とみなしていた時代もあったようです。
さて,京都で十三参りといえば、なぜ嵐山の法輪寺に行くのでしょうか?
もちろん十三参りに行く人みんなが法輪寺というわけではないようですが。
私が思うに、ご本尊が『虚空蔵菩薩』であり、空海の弟子筋の道昌が、虚空蔵菩薩像を安置して法輪寺と称したということが理由かもしれません。
空海が、絶大な記憶力をえられるという虚空蔵求聞持法というを修めたということも関係していると思います。
奈良県で十三参りで有名な弘仁寺も、真言宗のお寺でご本尊が虚空蔵菩薩です。
嵐山法輪寺へのアクセス
嵐山は山手にありながらも交通の便がよくて行きやすいです。
・JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅 徒歩5分
・京福電気鉄道嵐山本線 嵐山駅下車 徒歩4分
・阪急嵐山線 嵐山駅下車 徒歩2分
・京都バス・京都市営バス 嵐山バス停下車 徒歩3分
法輪寺に一番近い駅は阪急嵐山線 嵐山駅です。
しかし、駅から法輪寺に向かう道が細い割に観光シーズンには車がよく通ります。
京福電気鉄道嵐山本線 嵐山駅の方が細い道を歩くのは少なくてすみますが、
こちらは時間帯を選ばないと人が多くなります。
一番おすすめできないのが、桜のお花見シーズンに車を利用することです。
朝一番なら大丈夫かもしれませんが、日中になると渋滞に巻き込まれます。
桂川を越えないといけないので抜け道もありません。
<h3>嵐山でのランチ・カフェ</h3>
渡月橋の東側にはお土産物屋、茶店などが並んでいます。
観光シーズンなら、コンビニの前でもお弁当を売っています。
しかし、お店が開くのが遅い!
週末でも10時からというお店がほとんどです。
十三参りが混まないうちに行くとしても、
帰りにはほとんどの店が開いておらずお茶もできません。
京福電気鉄道嵐山本線 嵐山駅の中には、
タリーズコーヒーや、足湯などもあるので時間は潰せます。